ペルペルの「我思う故に我あり。」

日々、感じたこと綴っていきます^^

認知症①

現段階で公開するかは不明ですが^^;

元々、物忘れが多かった母が2018GW中に不可解な言動。「自分の手さげカバンが道脇に落ちていて、中にあったサイフと通帳・印鑑が無い」と我が家を訪れました。「留守の間に持ち出されたのではないか?」と母が言ったのです。

それは大変だと、その時、私は警察に通報しましたが、その後、自宅からサイフが発見され、もしかしたら「認知症」かもしれないと私が気付いたきっかけとなりました。

元々、物を良く無くして出てくるの繰り返しが多かったのですが、この時は母の言動に辻褄の合わないところが見受けられ、「おかしい」と私は感じました。

休み明け、何も分からない状態でしたので、「認知症相談窓口」に電話しました。専門病院があるが、受診するには、掛かり付け医に行って、紹介状を書いてもらう必要がありました。その日の内に掛かり付け医を受診。記憶力の低下が見られるので検査をした方が良い、紹介状を書いてもらい専門病院へ行く事になりました。

この時行った検査が「MMSE」だとネットで調べて分かりました。ほとんどの医療機関で実施しているであろう認知症テストのようなものかと思います。半年前30点中29点だったようですが、現在では20点との事でした。本人も前より出来ないという認識でした。

余談ですが、現代の医療技術は凄くて、ちゃんと検査すれば大体の病状が分かるのではないかと思います^^

ただし機械を使える医師が少ないのも実状の様です。

翌々日、詳しく検査するために専門病院を受診しました。MRI等の結果から、水頭症による海馬の萎縮、脳表面に白い影が見られる。また、血管が細くなっているところもあり脳梗塞のリスクがある等、記憶力低下の可能性はいくつか要因がありそうでした。

やはり私が「おかしい」と思った通り、何んらかの原因は脳にあるのかなと、この時点では思っております。

一言で「認知症」と言っても、その幅は広くて、よく言われる「アルツハイマー」以外にも「認知症」になる原因は様々です。これからさらに精密検査をすれば母の状態も分かるかと思います。

現時点で母は自分に何か起きているという認識はあります。記憶の一部だけ抜ける様で、病院で検査をした事は覚えているが、何処の病院へ行ったのか、これから何処の病院で精密検査をするのかは覚えていない様です。

ここまで記憶を失う前から、何回も同じ話をする様になっていました。年齢からくるものと思って私も「さっきも聞いたよ。」と答えていましたが、今の状態は側から見ても「記憶障害」と見受けられます。

現在は同じ話をされても、私もまた普通に答えていますw

こちらがイライラする必要はないと思います。母は何らかの「記憶障害」で覚えていないのか、思い出せないでいるのだと思います。

母も家族も不安なのは「分からない事」だと思います。得体の知れないものや事には恐怖を感じます。「何かおかしい」「原因不明」は1番怖い状態ではないでしょうか。現在、脳に何んらかの障害がある事が分かったので、私は少し安心しています。「病気なんだ」と思って接する事が出来るからです。

いずれにしても検査待ちですが、軽度認知障害MCI(Mild Cognitive Impairment)かも知れませんね。


このブログを公開するかどうかは迷っております。ただ、社会問題としてすべての人が直面するするであろう事に情報共有で、少しでも救われる人がいればと思います。

この記事は2ヶ月前くらいの事で、現在母の様子は記憶障害が進行しています。

私だけが「おかしい」と気付いたのが初期症状かもしれませんが、実はもっと以前から進行中だったのかと今は思います。周囲や自身も「年だから」という認識でした。ただ、GWの騒動で来た警察官は認知症を疑っていたようで、こっそり私に言っていました。

まず、何が起きているのか原因は何なのか「知る」事が大事かなと思います。

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