雨は男を待っていた 雨はその男の企みに気づいていた 男は雨を好んでいた 全ての騒音を掻き消して雨音だけが響く そんな状況が好きだったのだ 子供の頃からそうだった 雨の音だけが友だった そう思い込んでいただけかもしれない 男は雨音に心を奪われていた…

つらいこと かなしいこと なさけないこと あっての人生だ 儚いこと 切ないこと つまらないこと あっての人生だ つまらないなんて贅沢だ 生きているだけで素晴らしい 話せることは幸せだ きっと誰もが気づいている 声を大にして叫ぼう 生きているだけで幸せだ…

まず望むことを第一歩として 叶わなくても悔し涙を流すだけでいい 別にあなたは誰からも否定されてはいない 自分が望むように生きたのだ 他人ばかりを見ていては 望まない未来に向かってゆく だから自分自身を見直して 歩んで行ければいい それだけで充分だ…

簡単な言葉では許されない 単純な理由では批判できない 血も涙もない輩の強行 蛮行はいつまで繰り返すのか 日常の安全は取り戻せない 誰が守ってくれるのか 人の言葉が届かなくなった心に 誰が進撃を与えるのか 答えなんてないだろう 言葉が通じなくなった …

神さま仏さまは耐え忍ぶことを説く 任侠もまた耐え忍ぶことを説く あの山のように あの雪のように 騙された裏切られた そんな事ばかり繰り返し 荒んだ心は深く暁は見えない 人生はおおよそ１００年ぐらいだと勝手な想像をした 今も過ちを消せず過去を振り返…

心を想像できたら傷つけなかったかもしれない 心を想像できたら一緒に悲しむこと 喜ぶことができたかもしれない かもしれないで大変な罪を犯した かもしれないで誰かを傷つけた にほんブログ村 parts(1626729,"ffffff","200","001eff",600000,"93","517","ou…

人の死を有耶無耶にした 事実無根と言いがかりをつける 逃げる大人 卑怯な手段 純粋さは失われ裏切られる 悲しき欲望に明け暮れる日々 混沌と殺伐を混ぜ合わせた虚無 事実をそうであるかの様に見せかけた 私利私欲のために崩壊する輩は多い 純粋な子供達は殺…

それが現実だから目を背けた 受け入れ難い現実は目を覆いたくなる 笑えない毎日を過ごしてきた 希望の見えない未来を思い描いていた 結論のない答えを日々求めて彷徨った ただただ酷い妄想に目を覆いたくなった 気がつけば淀んだ道 今日も明日もない日常に …

憧れは一瞬で冷めて 不安な香りをまき散らす 進むべき道が分からなくなって 一瞬で崖から突き落とされる そんな思いをしたくなければ 平静を装って日々を過ごすことだ 誰にも受け入れられないと嘆くなら 自身を愛してやる事だ 日々、日進月歩と笑う事だ にほ…

観客の居ないステージに立つのは勇気がいる 僕は俳優でもないのに こんなに緊張するのは何故か 良く見せたい願望があるか 内容よりも見た目を気にしてしまった 這いつくばって生きてゆけばいいのに 自分の足元を照らせばいいのに 自分の思った行動をとればい…

胸が張り裂けそうな思い 二度としたくない でも現実から目を背ける事は出来ないから 上手く対峙できるようになりたい いつも冷静を装って不安は気持ちの外へ置く 不思議な状態だが悲しむよりはましだった 理不尽さが情け容赦なく降り注ぐ世界で 不安ばかりが…