母がプリオン病を患ってから3回目の夏を迎えた。母の容態は落ち着いているが、食事はほぼ取れなくなった。
現在、水分と飴のような物を少量口に入れているようだ。
先日から酸素吸入器も着けている。
コロナの影響で面会が出来なくなったが、ここ数日は頻繁に病院施設に行っている。特別に面会が出来るので良かった。面会時間は15分程度と決められている。
なぜそうなったか解明はできない。少しでも世の中の役に立つのなら本望だろう。迷ったが病院にお願いされていた検体の提供を許諾した。
もしかしたら母の細胞で医療の明日が変わるかもしれない。閉ざしてしまったら開くことはない。明るい未来を誰かに託そう。
病気の母が笑顔なのに
私が辛気臭い顔はしてられない
そう呟いた私の口は本物か偽善か
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