世の中には、まだまだ未知の病気がある。
母がプリオン病になり、それを実感しています。
10月中旬。
意思疎通は困難で歩行も困難になる。
笑顔を見せているのが救いだ。
母は言葉が出なくなったが、こんな状況でも笑える。人間は凄い。
11月上旬。
状況はあまり変わらない。介護保険制度のお陰で、母に掛かるお金は年金以内で収まっている。自己負担は1割との事だ。
介護保険の概要
「介護保険制度の対象者」
介護保険は、40歳になった月から全ての人が加入することになり、支払い義務が生じます。年齢によって区分が分かれていて、65歳以上は「第1号被保険者」、40歳~64歳までは「第2号被保険者」に当たります。たとえ要介護状態になったとしても、39歳以下の人は介護保険を利用できない。第1号被保険者は、介護が必要であると認定を受けると、その程度によって、日常生活の支援や介護のサポートを受ける際に介護給付を受けることができる。第2号被保険者の場合、末期がんや関節リウマチ、脳血管疾患などを含む全部で16種類の特定疾病のいずれかに該当し、要介護認定を受けた人のみ、介護給付を受けることができる。
常に思うのは「なんで母がこんな病気に」という事だ。考えても仕方ないがそういう病気もあるのが現実だ。
現実を受け止めるのは苦しいが、前へ進むためには受け入れるしかない。1番辛いのは母本人なんだ。