自らの人生に幕を降ろした
彼女は冷たく笑った
嬉しいことも悲しいこともあっただろう
それさえも気づかずに
彼女は逝ってしまった
それは自由か
答えはない
それは自由か
答えは分からない
冷たく濁った闇が
気付かない内に
心に溜まって弾けた
誰も気付かない
本人さえも気付けない
悲しくもなく苦しくもない
混沌
虚無
何もない世界
自由に羽ばたいて砕け散った悲しみ
儚い命
遠い夢
誰もが防げなかった事を悔やむ
誰もが防げなかった事に涙する
そんな世界の無秩序な
混沌の中で僕らは生きている
いつも読んで頂きありがとうございます。
Thank you for always reading.