たとえば人間とゴリラが握手できるかって聞かれたら
すごく悩んでしまう
私はゴリラではない
でもゴリラも人間じゃないから
いいんじゃないかと笑って過ごせる
ゴリラの手は大きい
すべてを支配する人間とは違う
そう考えたらゴリラは人間となんて握手はしないだろう
悲しいがそれが現実かな
小さな疑問は子供の頃のように湧いて
日々の喧騒に消えた
誰もが自由だって言ったって
何も始まりはしない
不誠実さが世に蔓延って
世界から生物が居なくなってゆく
それを見た神さまは何て言うのだろう
都合のいい身勝手な考えだって言うかな
夢のような出来事だって言うかもしれない
都合の悪い時にだけ神さまを出してくる私を
ゴリラは笑っている
そもそも彼らを都合よくゴリラって言っている
私はゴリラに笑われている