ペルペルの「我思う故に我あり。」

日々、感じたこと綴っていきます^^

認知症③

5月11日

感情が残像の様に残り一緒に記憶も残る。

確かにそのように思います。病院は覚えていないのに検査結果は覚えていました。ショックだったのだろうと思います。

検査入院中もお金の心配をしていて、私のケータイに電話をかけてきます。

誰かに通帳と定期の証書を盗られたと思っている。金庫の中味を盗まれたと思っている。定期の証書は入院前、母がバックに入れて持っていた。その記憶は無いようです。大事なものを自分で何処かにしまって、探し出せないでいる。

確かに最初はその様な言動の母にびっくりしましたが、そーいうもんだと思えばそーいうもんです。今はしょうがないなーと思える自分もいます。


大人は、記憶力が低下したことをとても気にする。実際のところ、度忘れの回数は大人も子供も変わらないそうです。大人はそれを「老化」と捉えることで深刻になってしまう。子供は思い出せなくても、特に気にはしていない。子供と大人では感覚や環境が違う。

時間感覚の違いも、記憶力が落ちたと思う原因のひとつなのだとか。

使わなかった情報は、大人も子供も半年もすれば忘れてしまう。ただ、子供にとって大昔である「半年前」は、大人にとって「最近」だったりします。だから、大人はそんな「最近」のことを思い出せないのがショックなんだとか。

忘れるって事は大した事じゃない。忘れる事にショックを受ける必要もない。


7月24日、検査入院中の母は元気だ^^


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