ペルペルの「我思う故に我あり。」

日々、感じたこと綴っていきます^^

景色が灰色に見えるのは

景色が灰色に見えるのは

天気のせいだけじゃないだろう

「雨はわりと好き。」と彼女は言った

「雨はわりと好きだ。」と彼女は笑った

日陰でも日向でも

その笑顔は眩しくて

時に誰かを傷つけたとしても変わらない

裕福ではあったけど「幸せ」じゃ無かった

笑顔ではあったけど

心の底から笑ったことは無かった

その家からは不思議なメロディが流れ

自然と人々が集まってきた

善人は多いけど数人の悪人もいた

人を傷つけるも喜ばせるも

心の持ちようだと彼女は言った

大きな木の下の木陰で

触れ合った心は優しく穏やかで

すべての生き物が幸せに思った

世の中は移り変わるけど

彼女の心は変わらない

彼女の心は変わらないと誰もが思った

景色が灰色に見えるのは

人それぞれ

「心にある風景を持っているからだ」と彼女は言った



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