ペルペルの「我思う故に我あり。」

日々、感じたこと綴っていきます^^

認知症④

5月28日

症状はとくに変わらないが、書類等の管理ができない。通帳と印鑑を探している。私は母がどこかにしまって、しまった場所を忘れている。しまった事すら忘れていると思っています。

そして、本人は泥棒にでも盗まれたと思っている。

「お金」に関することには執着していますが、土地や家屋の権利書の価値は判断できない様です。雑多に山積みになっておりました。

ここで、人がお金に囚われている現実を見ました。「お金」にそんなに価値があるのか、と思うくらいですが、お金=価値には疑問が残ります。

お金によって人生を狂わされたり、親族間で骨肉の争いをするのは悲しい事です。お金がないと豊かになれないのも悲しいです。

私は母を静かに見守ろうと思っています。とりあえずの問題は「お金の管理」です。

私が管理する事になりましたが、問題も色々あります。

まず、親子間でも自分以外の名義の口座は簡単に出金できません。銀行にもよりますが、委任状などが必要になります。そこで発生する問題が、当人が字を書けない場合です。母は幸いまだ字が書けるので署名できていますが、字が書けない場合は手続きが面倒になるのかなと思います。「成年後見人」を利用するという事も視野に入れましたが、どうも面倒くさい制度です。これは本当に、早めに遺産相続も含めて検討した方が良いと思いました。

現在、「お金」には執着が無くなりましたが、初期症状?としてその様な症状が見られました。


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