君と彼女は別の人
姿形は同じだけど
まったく別の存在
僕も自覚はしている
彼女の仕草に近いけれど
どこかに違和感を感じる
ただ寂しいから君と一緒にいるんだよ
いつから僕はこんな薄情な人間になったのかな
彼女を失ってから
僕は抜け殻のようにこの街を彷徨って
ただ姿形が似ているだけの君を見つけたんだ
その瞬間は運命かとも思ったが
現実は違うんだ
彼女はもういない
僕は一人取り残された
生き残ってしまったんだ
いつも読んで頂きありがとうございます。