あっという間一瞬に朽ち果てた君
短い命に炎を燃やした
僕は君の老いてゆく姿を心に焼きつけた
瞼を閉じればいつも君の笑顔がそこにある
人の命は短いと悟った
一瞬でも君の笑顔が見れた事が僕の誇りだ
悲しくはない
悲しくはないと嘯けば
真夏の夜空に蝉の声
一瞬振り返れば君がいるようで
僕は目覚めても目覚めない朝を何度迎えただろう
今この一瞬の生が輝くように
君の笑顔を忘れぬように
僕は死ぬまで生きてみようと思う
いつも読んで頂きありがとうございます。