否定する事なく心の声を
そのまま誰かに届けようとする行為は贅沢か
皆んな寂しかったんだろうな
それを隠して生きていけなかった
ただそれだけ
心の靄がいつか晴れる事を望む
希望に満ちた明日が来る事を望む
今は曇っている空が明日には晴れるように
いつも願ってはいるけれど叶わない夢のように
皆んなが望んでいるけれど
どこか間違った世界に迷い込んでしまった
察するに臆病な猫のように
部屋の片隅で丸まっている
察するに大きな羽を広げて飛び立とうとしている
水際の蝶
雲の上の龍
昇ってゆく青い空へ
いつか梅雨も終わり晴れ渡るだろう
皆んな笑顔で笑い合う事ができる
新しい明日を迎える事ができる