2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧
たとえばあなたがゆく道を 他人の誰かは決められない たとえばあなたがゆく道を 他人の誰かは否定できない 家族だけが見守っている それを分かって生きて欲しい あなたの最期の責任を 受け止めるのは家族だけ それでも裏切られたと嘆くあなたは滑稽で やはり…
神さまと紙さまを履き違えて ペンを逆さまに持って描き始めた絵は 人々の頭上に飾られたが誰にも見えなかった それでも描き続けた少年は今も夢の中にいる 誰も悲しまないし喜ばない だから僕はここにいる 少年は心の中から取り出さないと明日への風は吹かな…
大きな手と小さな手 関係なく繋げるんだ 温かさは伝わって心が洗われる いくつも積み重ねて来たシワとシワ 誰かは幸せって呼んでいた 苦労は重ねて健気で 涙を拭った事もある 温かい手に囲まれて僕らは育った いろんなものを創り出した 創造豊かな手 いろい…
嗚呼 なんてったって欲望丸出しの人間だもの 無秩序に散らばった不条理を愛す 嗚呼 なんてったって不合理な人間だもの 日常を退屈に感じるだろう 結局滲ませた涙なんて所詮は作り物 なんてったって王様は裸で踊り 神様は無慈悲を繰り返す なんてったって僕達…
何処まで歩いてみても虚しい 街は賑わっていても心は穏やかではない 啄木鳥の歌が聞こえる 昼下がり 曇天の空 雨上がり 蒸し暑くどんよりとした空気の中を ただひたすらに歩き続ける 後悔はなく懺悔もしない 否定や文句の言葉も出ない 達観したかの様な視線…
空から爆弾落ちてきた 空から爆弾降ってきた 小さな手では防ぎきれない 小さな声では届かない 世界に絶望してあなたは言った それでも人は生きたいんだよ 人を守れる人になる そう言って彼女は去った 人生が１００年あろうとなかろうと 生きてゆく術は変わら…
ただ僕は前を見て黙々と生きてゆきたい 欲望に飲み込まれた日常は物悲しく 人間とは何なのか常に悩む そんな日常が平然となって あとには少しのお金と寂しさだけが残る 何を頼りに生きてゆけばいいか それさえ分からず途方に暮れる 明日は晴れても心は荒む …
あなたに貰ったものは多く計り知れない 希望 絶望 孤独 虚無 数々の感情の渦の中に僕は今 居る 想像もつかないような未来に手を出す 差し伸べた手に悲しみが滲む 凄惨な事件に心が歪む 凄惨な事故に心が歪む 囚われていた記憶を解放しそこに佇む 何事もなか…
泣きべそをかいて頬を寄せた 朗らかなあなたはもういない すべてが変わってしまったと嘆く僕 すべては変わってしまったと嘆く君 事あるごとに争って進んできた道 これから行く道は希望に満ちている 先々でお礼を言って生きてゆこう 先々で頭を下げて生きてゆ…
気負うことなく真っ直ぐに ただ川が流れるよう風が吹くように対峙すれば良い 目の前で起きているのは現実で 正面から向き合えばよい 真面目に生きるなんてたかが知れている 悪ふざけもたかが知れている 一瞬で蹴飛ばした夜空の方が数百倍の価値を持つ 気がつ…
母ちゃんの花が咲いた 誰よりも大きくて力強い 綺麗な花だ 母ちゃんの花が咲いた 誰よりも優しくすべてを包み込んだ 母ちゃんの花はどこか切ない その場所に踏み留まって家族を見守りたい そう願った筈だ 楽しければその道を進めばいい あなたが笑顔でいられ…
書く事で少しでも気が晴れたらいい 完全に自己満足だ ただ「今」がどれだけ大事か 今あるのが当たり前ではない事を知って欲しい 気づいて欲しい そういう思いが言葉になる 今の状態は決して幸せとは呼べないが 100万人に1人という確率で発症する病気ならば 1…
音楽は何世紀にも渡り人々を魅了し続けている 私にも愛すべき歌があり 愛すべき人がいる あなたを抱きしめて暗闇に消えた 消失した心も温められた 音楽には希望が込められている 音楽には思いが込められている 浅はかな思いなどなく 洗練された夢 かつて盲目…
まだまだ他者と上手く話せない まだまだ上手く笑えない まだまだ知らない事ばかり まだまだ行動力が足りない まだまだ後悔が多い まだまだ言葉が足りない まだまだ技術も知識も足りない まだまだ人を傷つける 小さな事で傷ついて 我儘言って怒られた まだま…
果てのない答えの続き あなたが見た日々思うこと 綴られる想い 儚く切なく揺らめく 希望に満ちた詩なら良いが 否定的な詩には嫌悪感を示す 再び現れた断片的な記憶は 奮い立たせた自分の過去の出来事 難しい言葉で理解し難いかもしれないが 答えはそこにある…
あなたに会えたら良かったと 思った年月は幾ばくか 許容できずに悲しみに暮れた日々もある 咄嗟に羽ばたいてみせた翼はもう無い せっかく希望の種を播いたのに自身で潰した 幸せとはそういうもので 望まない時が一番幸せだ 上手く形にできなかった希望に 計…
変わってしまった大空へ いくつもの心の断片を見た すべては真っ暗で すべては決まっていた 彼女は笑わない 彼は否定すらしない 恐れていた光景 無秩序 無頓着 関心を示さない出来事が通り過ぎてゆく 覚悟を示さない社会は滅びてゆく 世の中を否定した罪は重…
人を見て嘲笑うのはよそう けしていい事ではない そもそも人は比べられない 上も下もない 心と体を大事にしよう 人は有限であると悟ろう 有限ゆえに儚いのだと知ろう 目に見えるもの感じることは大事だと知ろう あなたの考えや思考は貴重なのだと知ろう 様々…
少しでも記憶を残せたらいい 優しい季節を覚えていたらいい 愛した記憶を思っていたらいい 本当は話せたらいい 涙は流さないから笑顔の約束だ 涙は流せないから笑顔の約束だ 思いあがった事もある いろいろ迷惑をかけてきた 今は振り返れない真実 笑って誤魔…
命の声が聞こえてくる 生きたいと叫んでいる 果てしなく関わってしまった命の尊さ 不誠実な禁断の果実 食べたとしても人生はそうそう変わらない 無理矢理こじ開けた欲望の渦が 自身を飲み込んでも明日はそうそう変わらない 目を凝らして真実を掴め 今宵はダ…
喋れない母 意思疎通は難しい 笑顔が素敵だ 人間てどんな状況でも笑えるんだ 病気の母に勇気をもらう 自分には何もできない 無力を知る 未だに母から学ぶ事が多い 感謝している 産んでくれてありがとうございます。 parts(1626729,"ffffff","200","001eff",6…
