あなたに贈る言葉を考えているが
まだ何も思いつかない
すべてが嘘のように思えて仕方ない
謙虚さは失くさない方が良い
希望も必要だが望めないのも現実だ
仕方ないと今日も自分を説得する
別に悲しいわけじゃない
悲しむ前に絶望が先行して邪魔をした
心が傷む前に喪失感が先行して邪魔をした
明日は空が綺麗だろう
近隣の山々が白く染まり
一層寒さを際立たせる
春が来るのを待ち望んでいる身体と
このまま冬の時代になればいいと望む頭
あなたは今何をしているのだろう
あなたは今何を見ているのだろう
あなたは何を考え感じているのだろう
遠くに居ては分からない
自身の遠吠えだけが虚しく聞こえる