誰かに似ていると思った瞬間
心通わせ繋がりたい気持ちもあるが
今日はここまでにしたいと疲れを露わにした
今でも通っている石畳みを叩いて渡る石橋を
すべてを不条理の渦で台無しにした
そっと溜め息をついて
気づかれぬようにその場を立ち去る
若い命も束の間でたちまち老婆となった
今でも覚えている景色に縛られている
過去さえも憂鬱になった
すべてを無残に切り刻んで埋める
そんな過去を掘り起こす
すべては上手くゆかないが
真っ当な道を歩きたい
真っ当な道を歩くことで自身を見極めたい