2018-12-17 感傷 下を見て笑うのは愚の骨頂 上を見て羨んでもつまらない 平行線をたどったら 平らな道をどこまでもどこまでも歩く 懐かしい風景 青い空 入道雲 ぎらぎらと蝉の声 やかましく聞こえる騒音 車のエンジン 張り詰めた緊張 世の中をふたつに分けたわだかまり 引きちぎって生まれた太陽 静けさ儚さの中に僕は立って ぼんやりと空を眺めているだけ 静けさ儚さの中に僕は立って ゆるやかな感傷に浸るだけ