今日が今日であるように
明日は明日で訪れる
今日も別れに感謝して
明日も明日で感謝する
そっと唇を噛んで
さようならと言った彼女の
寂しさが手に取るように分かり
僕は悔しい思いをした
えげつない人生は僕の中では最高だ
素晴らしくもなく立派でもない
そんなところが素晴らしく見えた
憧れた人もいるし感謝もしたい
悲しい顔をしていれば慰めたくもなる
不可解な事情を前にして立ちすくんでいた
それでも一歩を踏み出した
彼女の前では良いところを見せたかった
ただそれだけのこと
立派でもなく凄くもない
ただただ見栄を張ったのだ
いつも読んで頂きありがとうございます。