すべてはそこから始まった
感情の渦の中
一羽の鳩が飛び立った
大きな声は届き
小さな声はかき消された
いくら言葉を尽くしても
伝わらない愛があり
いくら言葉を尽くしても
伝わらない夢がある
意味を考えても始まらない
すべては最初からそこにあった
眩しい太陽が朝日を照らして
振りほどいた手を握りしめた
彼女を抱きしめて感情を露わにした
恥ずかしくもなく惨めでもない
晴れやかな気持ちでもなく濁ってもいない
得体の知れない感情に恐れはしたが
暖かな光の中で僕らは眠りについた
いつも読んで頂きありがとうございます。