君は失われた記憶を手繰り寄せた
僕はもう目の前の仕事で手一杯になった
ふと君が笑った時の記憶
時の流れや出来事に嫌気がさして
すべてを放り出したくなった
君がいない時間を長いこと過ごしてきた
忘れかけそうな記憶を思い出しては
涙を流している
いつまでも前に進めないままではいけないと言いながら
僕はここに留まり続けている
一歩も進めない毎日が悔しくて
自分でも情けなくなってくる
詩で洗い流した死を
目を背けたままでは進めない
毎日が徒労で終わっても
まだ懲りずに僕はここに居座り続ける
いつも読んで頂きありがとうございます。