ペルペルの「我思う故に我あり。」

日々、感じたこと綴っていきます^^

汚れつちまつた悲しみに

汚れつちまつた悲しみに

今日も小雪の降りかかる

汚れつちまつた悲しみに

今日も風さへ吹きすぎる


汚れつちまつた悲しみは

たとへば狐の皮裘(かはごろも)

汚れつちまつた悲しみは

小雪のかかつてちぢこまる


汚れつちまつた悲しみは

なにのぞむなくねがふなく

汚れつちまつた悲しみは

倦怠のうちに死を夢む


汚れつちまつた悲しみに

いたいたしくも怖気づき

汚れつちまつた悲しみに

なすところなく日は暮れる・・・・・


「汚れつちまつた悲しみに」というフレーズが物悲しく不思議な詩

この詩を私の好きなロックミュージシャンがアルバムに収録していて耳に残っていた

この詩が中原中也氏の有名な詩だと知る

どこかで見たり聴いたり有名な詩だった

いろいろな縁がある

不思議な縁がある

求めている詩がある

大事な想いがそこにある

本物が共鳴する瞬間を僕らは目の当たりにするんだ

嗚呼「汚れつちまつた悲しみに」で繋がっていたのか



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