目に見えるように恩を返す事は難しく
なかなか感謝の言葉もかけられない
そんな小さな人間の僕を
あなたは最後に褒めてくれた
照れ笑いする僕に
あなたは記憶が残らない病に倒れた
悲しみと怒りの涙
やるせなさに神様を恨んだ
あれからもう長い年月が経ち
僕の脳裏には痩せ細ったあなたと
笑顔のあなたが混在する
今も思い出す度に
悲しみなのか喜びなのか
分からない涙が流れる
いつも読んで頂きありがとうございます。