僕らの存在はあなたのためにはならない
あなたは僕らを超えてゆく存在だ
少し悲しいからと背を向けて煽る少年
不確かな真実は孤独の中にあった
夢が幻になっても動じない
心は動かずそこにある
けして諦めてはいけない
日の光滲む夕暮れ
僕らは何処にいるのか尋ねてみる
性懲りもなく言い寄ってきた老婆が
卑屈な笑みを僕らに向ける
そうやって歩き続けた日常は
わだかまりとなって日没に沈む
いくら悲しみを背負ったって
誰も喜びはしないのに
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