2019-06-23 日曜日 物悲しい空気漂う日曜日の午後 私は灰色の人生を思い返していた 記憶は断片的で辻褄が合わない 痛みの記憶は蘇らない またそこに帰ってくる 懐かしい風景と想い いたたまれなくて飛び出した 気持ちはあの時のままだ 夕暮れを眺めながら考える いつも傍には猫がいる ニャアと鳴いてあくびをした 私はそっと頭を撫でた