2019-05-16 若き鶴 こんな世界は「くだらない」と言った 万華鏡の片隅で光る一羽の鶴 孤独を抱えて今日も悲しく光る 意味も分からず飛び立とうとした 世界は広く危なっかしい 羽根はまだ開かず 真冬の空は厳しかった それでも飛び立とうとした 世間の喧騒を離れて自由になった