寂しさに心震わせた
眠れぬ夜を今日も過ごす
忘れた記憶を取り戻すために
僕は今日も自身の墓を掘る
つまらなかった約束は
簡単に破っても咎められず
自身の中で意味のないものとなる
いささか狂おしく禍々しい心が
黒く染み込んだ悪意が
情熱に変わる時を待つ
しかしお伽話のような容易い最後は迎えられぬと
いつも訝しげに見つめる君を待っている
夢かもしれないけれど
幻想かもしれないけれど
平和な世界があると今も信じている
夢かもしれないけれど
幻想かもしれないけれど
今日も君を信じてここで待っている
いつも読んで頂きありがとうございます。