ペルペルの「我思う故に我あり。」

日々、感じたこと綴っていきます^^

認知症⑦

プリオン病。

ググって頂ければ分かると思いますが、非常に希な病気です。

なぜ人は人に生まれて苦難を背負うのでしょうか。


現代の医学でも不明な点が多そうです。病名はつけられますが、今現在治療法は無いそうです。対処療法になるそうです。

人は寿命を全うして生きたいと願いますが、叶わぬ願いはいく千億か知れません。

ただ穏やかに生きてゆきたいという願いも全てが叶うわけじゃない。儚い。

いろんな人生があると思いますが、日々の忙しさの中で大事だと思う事を、1番に思い大切にして下さい。

自身が生きている事に意味があります。


自身で選択できる考えられるという事が、当たり前ではなく素晴らしい事です。自身を認識し他人を認知出来る事は当たり前ではないのです。「笑えるうちに。生きているうちに。」です。



人は生きているといろんな事にぶつかります。まあ、綺麗事だけでは生きていけないとは思いますが、それぞれに思いやる気持ちが必要ではないでしょうか。気持ちのありようは自身が決めるのです。


母は病気という事ですが、最初は「認知症」を疑い、一時的な記憶障害であってくれと何度も思いましたが叶いませんでした。

原因は不明です。

やはり一時も目を離せないという事で、自宅療養が難しくなりました。現在ショートステイという事で施設に入所中です。先日、面会に行ったところ元気で楽しそうでした。正直、家に居るより良いなと思い複雑な心境です。

母にとって何が幸せかというのが重要ですが、「幸せ」って本人が思う事なので側から本当の事は分かりません。唯一分かるのは「笑顔」である事。出来るだけ笑顔であって欲しいです^^

基本的に「認知症」の方が入所している施設で、以前にプリオン病の方も居た事があるそうです。スタッフや施設の雰囲気も良く、私は初めてそういう場所に行ったのですが、母にはこういう雰囲気が必要なんだなと思いました。

それが家庭で作れないというのは不甲斐ないのですが、家族って何だろうと考えさせられました。

家族は基本的に優しいです。厳しさがあっても心の底には優しさがある。「甘え」も生まれる。人の成長を助ける時もあれば、妨げる時もある。なんか難しいなと思いました。かと言って結局「家族の幸せ」を望んでいるので、みんなが幸せに穏やかに暮らせるために、寄り添ってゆくのが「家族」なのかと思います。

結局、答えなんて無いんですが「笑顔の先に恨みはない。笑顔の果てに恨みはない。」と思いますw

プリオン病の母に教わった「家族のあり方」「幸せとは何か」を今後も考えて行動したいと思います。

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